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動物愛護に貢献した個人や団体を表彰する「川島なお美動物愛護賞」の授賞式を9月23日、東京・京橋の京橋エドグランで開催しました。2015年に54歳で急逝した俳優・川島なお美さんの遺言に基づいて創設した賞で、今年で10回目。大規模災害時などに被災動物の救護や被災地への獣医療支援を行う「福岡VMAT」や、俳優の坂上忍さんが設立した動物保護施設「さかがみ家」立ち上げメンバーのタレント・桑原みずきさん、俳優・古山憲太郎さんら計4組を表彰しました。
大賞にあたる「動物愛護・川島なお美賞」を受賞した福岡VMATは日本で初めて設立された災害派遣獣医療チームで、獣医師の船津敏弘さんが発案者です。船津さんは、エンジン01文化戦略会議の動物愛護委員会委員長・鎧塚俊彦さんから賞状などを受け取り、「2013年に二十数人で始めましたが、いまは全国約20の都府県でVMATは設立されています。これは獣医師会だけではできないことで、間違いなく動物を愛している方々のご支援のおかげです」と感謝の言葉を述べました。続けて「災害に備えるというのは、つまりは予防です。日頃から、自分のペットを守るにはどうしたらいいか、考えておいてほしいと思います」と話しました。
「動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞」はさかがみ家の桑原さん、古山さんのほか新潟を拠点に2001年から活動する「新潟動物ネットワーク(NDN)」と自身が描いたイラストの展示会やグッズ販売を通じて保護活動を支援する「千村どうぶつ病院」理事長の千村収一さんが受賞しました。
授賞式では、元SKE48メンバーでもある桑原さんが「私自身はなにかを成し遂げたわけでも、結果をだしたわけでもありませんが、まずは5年間続けてこられました。それは坂上さんのおかげですし、一緒に保護活動を頑張ってくれる皆さん、SNSやカフェであたたかい声を届けてくださるファンの皆さんのおかげです。心から感謝しています」とあいさつ、地元・高知で野犬問題の改善などに貢献したいという今後の目標を語りました。
NDNの岡田さんは、2011年に新潟県長岡市で開催されたオープンカレッジがエンジン01との出合いだったというエピソードを紹介しつつ、「(NDNは)人と動物がともに暮らす幸せな社会のために何かをやりたいと思う人が、自由に活動できる場です。新潟では行政と愛護団体が手を携えて、一つの目標に向かっています。オール新潟で動物愛護に取り組んだ歴史を評価していただいたと思っています」と話しました。
千村どうぶつ病院の千村さんは、先天性の病気を持った「アニー」と「クリ」という2匹の犬のイラストを描くことで約30年間、保護活動の支援を続けてきたこれまでの歩みを振り返り、「私はもう現役を引退しますが、今後は高齢化が進む日本で、中高齢の犬を、中高齢の人たちにつなぐような役割を担っていきたいと考えています」と抱負を語りました。
川島さんの夫でもある鎧塚さんは授賞式の最後に、「今年で10回目を迎えました。一生懸命に、動物たちのために命をかけて頑張っている方々に賞を受けていただいていることが、この賞を重みのあるものにしてくれています。今後も、少しでも皆さんのお手伝いをさせていただければと思います」とあいさつしました。
この日は10回目を記念し、授賞式後に坂上さんをゲストに招いてトークイベントも開催。会場は集まった愛犬家、愛猫家らの熱気に包まれました。
第10回「川島なお美動物愛護賞」受賞者
【エンジン01動物愛護・川島なお美賞】
●福岡VMAT (登壇者:船津 敏弘氏)
【エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞】
●新潟動物ネットワーク (登壇者:代表 岡田 朋子氏)
●千村 収一 氏 /千村どうぶつ病院理事長
●桑原 みずき 氏 /元SKE48、タレント、ドッグトレーナー・
古山 憲太郎 氏 /俳優
【エンジン01動物愛護委員会 参加者】
鎧塚 俊彦(「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフ)
勝間 和代(経済評論家)
太田 匡彦(ジャーナリスト)
東海林 良(作詞家/作家)
鈴木 久泰(元海上保安庁長官)
福井 康之(脊椎外科医/牧田総合病院 脊椎脊髄センター顧問)
山田 あかね(映像作家(TVディレクター・映画監督)/ハナコプロジェクト代表理事)
山田 美保子(放送作家/コラムニスト)